公的機関による最新情報
これらの情報を中心として、ポイントとなる部分を記載します。
打ったほうが良い?
- 主に次の効果が期待できます
- 感染を予防する
- 感染しても重症になりにくくなる
- 必要性は状況や周囲の環境によります
- 既にワクチンを接種した人や、新型コロナに感染したことがある人が増えてきて、集団としての耐性 (集団免疫) が高まってきています
- オミクロン株が主となり、感染力が高い一方で重症化しにくい傾向があります
- ただし、重症化リスクがある人や、妊婦、医療従事者は、追加接種が推奨されます
参考 : SAGE updates COVID-19 vaccination guidance (世界保健機関 WHO の2023年3月28日の記事です)
打つのを保留したほうが良い場合
- 発熱 (>37.5℃)、急な体調不良で治療中
- 2週間以内の他の予防接種
(ただしインフルエンザワクチンは2週間以内に接種しても問題なし) - コロナワクチンで重症アレルギーを起こしたことがある
カゼ・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症などの感染症にかかった後は、解熱して1週間程度経過していれば問題なく接種できます。
新型コロナウイルス感染症にかかった後でも、ワクチンによって更に強い抗体が得られるため、打つメリットがあるとされています。
副反応は?
- 個人差はありますが副反応を起こすことがあります
- よくある (2人に1人以上) : 打った部分の痛み、疲労感、頭痛
- 比較的ある (10人に数人程度) : 打った部分が腫れる、筋肉痛・節々の痛み、熱・寒気、下痢
- 翌日がピークで数日のうちに改善することがほとんどです