2026年6月1日から患者様にお支払いいただく費用が変わります。
この変更は厚生労働省が定める保険診療の料金改定によるものです。 (令和8年度診療報酬改定)
主な改定内容に ① すべての患者様に関わる部分 と、② 生活習慣病で受診いただく患者様に関わる部分 がございます。
① すべての患者様に関わる部分
診療の基本料金に関連する部分に増額があります。初診の場合に130円、再診の場合に30円が増額されます。
3割負担の場合は、初診の場合に約40円、再診の場合に約10円の増額になります。
② 生活習慣病で受診いただく患者様に関わる部分
生活習慣病管理料の枠組みで診療させて頂いている、高血圧症、脂質異常症 (高コレステロール血症)、糖尿病の患者様の料金体系の変更があります。
生活習慣病管理料は、上記の3つの生活習慣病について十分な健康管理を行うための枠組みです。診療内容のまとめとして療養計画書をお渡ししていたのも、この枠組みの一つです。(2年前に新設されました。)
今までは主に生活習慣病管理料 (Ⅱ) を活用していましたが、今後は生活習慣病管理料 (Ⅰ) に移行していきます。管理料 (Ⅱ) と比べて管理料 (Ⅰ) は、費用が増えますが検査料が発生しなくなります。
3割負担の場合は、次の表のようになります。
| (3割負担の場合) | 管理料 (Ⅰ) | 管理料 (Ⅱ) |
|---|---|---|
| 診療費 | 約2,400円 ~ 2,800円 | 約1,500円 |
| 検査料 (検査日のみ) | 0円 (追加費用なし) | 約1,500円 |
医学的にも年1~2回の血液検査での経過確認が適切です。とくに糖尿病の場合は年2回以上は必要です。健診等を組み合わせながら、普段の検査についても適宜ご提案いたします。
移行の背景
今回改定の厚生労働省の説明資料にあるように、国は生活習慣病に対する質の高い疾病管理を推進しています。
当院としても安定した病状には標準化され安定した方法で診療すべきと考えており、検査も包括してより広範囲を扱う管理料 (Ⅰ) を活用する運びとなりました。
十分な診療報酬が設定されている項目を活用しないと収支が維持できない経営的事情もあります。患者様・地域への診療を提供し続けられるよう、国の定めた項目を活用させて頂きます。
医療に限らず全般に物価が上昇している状況であり大変恐縮ですが、ご理解ご協力を頂けますと幸いです。

保険診療の仕組みについては、
当院ホームページ「費用・通院頻度の目安」でも説明しています。
