コロナワクチンと変異株 (XBB等)

2023年10月 追記 : 10月からXBB対応ワクチンで受付を行っています

コロナ変異株の移り変わり

今まで大流行してきた新型コロナウイルス感染症ですが、同じ新型コロナウイルスの中でも性質が変化しています (変異株)。2022年頃から流行しているウイルスはオミクロン株と呼ばれ、従来よりも重症化しにくいものの感染力が高い特徴があります。直近ではオミクロン株の中でも種類 (亜系統) が置き替わりながら流行しています。とくに2023年に入ってからは、世界的にXBB系統に置き換わりつつあります。

  • 新型コロナウイルス (当初のウイルス)
  • 新型コロナウイルスの変異株
    • 以前流行した変異株 (アルファ株、デルタ株など)
    • オミクロン株
      • 以前流行した亜系統
      • BA.5系統 : 第7波 (2022年夏) 頃に主流となっていた亜系統
      • XBB系統 : 2023年春頃から主流となっている亜系統

最近はオミクロンの中で種類が変わりながら流行っている

コロナワクチンの対応

ワクチンの接種によって感染・発症予防や重症化予防が期待できます。日本では8割以上の人が初回接種 (1・2回目接種) を完了しています。

投稿時点 (2023年6月) の情報

2023年6月現在はオミクロン株対応2価ワクチン (2価 = 当初の株 + オミクロン株) が主に用いられています。この「オミクロン株対応」とはBA.4系統とBA.5系統に対応したものです。現在流行しているXBB系統に対しては効果が弱い可能性があります。(ワクチン後につくられる抗体の量が少なめ)

それでも一定の効果はあるため、前回の接種から期間が空いていたり、オミクロン株対応ワクチンを接種していないのであれば、重症化リスクのある方を中心に接種が推奨されます。

当院の対応

当院は国が主導するワクチン接種事業として接種を行っています。2023年9月以降はXBB対応1価ワクチンとなる方向で調整中のようです。
XBB対応1価ワクチンとなりました (2023年10月)

申込みは市の ワクチン接種予約サイト やコールセンター (0120-201-178) からお願いします。

2023年9月以降にXBB対応ワクチンの接種が可能

参考